大学受験17連敗⁉

 今年は暖冬と言われ、暖かい2月でしたが、3月になってから少し肌寒い日々が続いてますね。皆様、体調はいかがですか?

そうそう、この時期になると気になるのが花粉症。僕も花粉症との付き合いは30年以上ですが、今年はまだそこまでではないですね。そして、進学・就職・転勤など人生の転機となる方も多いかと思います。我が家でも高3の長女が、大学受験をしました。1月の共通テストにはじまった大学受験も、残すところ国公立大学の中期・後期試験の結果待ちという状態です。さあ、どうなることやら。

僕は人生において、未だにこれだけは負けたことが無い!というのが、一つだけあります。
それは大学受験において、17連敗したことです‼
どうです?それ以上のかたいらっしゃいます?
現役から2浪目まで、トータル17校受験して、全部不合格だったんです!
17戦0勝17敗ですよ、すごくないですか?

もちろん中には記念受験的な無謀な挑戦もありましたが、偏差値で言ったら15くらい下の学校で、模試でもずっとA判定だった学校も滑り止めでいくつか受けたんですが、それらもきれいさっぱり、すべて落ちたんです。

こうなってくると、人間慣れって恐ろしいですね。今みたいにネットで合格発表じゃありませんから、結果は現地で張り出されたり、郵便で送られてくるんですが、不合格だったとしてもぜんぜんがっかりも落胆もしなくなるんですね。

僕はなんてメンタルが強い人間なんだろうと思っちゃいました!

まあ、2浪目の時、受験した10校の結果がすべて出てからでも出願できる大学があったので、そこの2学部を受験したら2学部とも合格だったので、結果的には19戦2勝17敗となり、惜しくもパーフェクトは逃してしまいました(笑)

さて、元日に発生した能登半島地震から2ヶ月が過ぎ、東日本大震災から13年が過ぎました。東日本大震災の当時、未曾有の大災害とも言われていた上に、さらに東京電力福島第一原子力発電所の爆発事故が起きて日本中が、世界中で「とんでもないことが起きた」と嘆き悲しみ、慌てふためき、大混乱になりましたね。福島県出身の僕は、居ても立っても居られないとはこのことかと細胞レベルで落ち着かない日々を過ごした記憶があります。

その様な折、何気なく読んでいた本に書かれていた一言に衝撃を受けました。

「どんな状況になっても、どんな境遇におかれても、それが最善の道です」

少々違っているかも知れませんが、このようなことが書かれていました。
著者は北尾吉孝さん。かつてホリエモンがフジテレビ(正確にはニッポン放送)を買収しようとしたときに、間に入って事を治め、フジテレビ側のホワイトナイトとなったので記憶にある方もいらっしゃるかと思います。

北尾さんは幼少期からかなり中国古典に親しまれていたようで、その卓越した大局を見極めるチカラに目をつけたのがあの孫正義さん。野村証券時代に孫さんにスカウトされ、SBIグループの創業者の1人となり、今はSBIホールディングスの会長兼社長という方です。

しかも、この北尾さん2011年の年頭訓示で「今年は天変地異のような大規模な自然災害や混乱が起きる年だから、携帯電話がどこにいてもどのような状況でもつながりやすくするためにアンテナ基地を増やしたり、システムを改めておくように」というような事を言っているのです!

まるで諸葛孔明かと思わせる人物ですね!

そのような方が仰った、前出の言葉。

震災時、目の前で家族が津波に飲みこまれていったり、建物の下敷きになって息も絶え絶えになっている家族がいるのに何もできなかったり、または戦争、病気、事故などなど想像もできないような状況下におかれた方々に対してでさえ、いやそのような方々だからこそこのような言葉を掛けるとも仰っています。

「どんな状況になっても、どんな境遇におかれても、それが最善の道です」

とても比べる話じゃないですが、僕の大学受験17連敗も最善の道を示してもらったんだと思っています。そう、今では最高のネタになってますから!

さてさて、長女にはどのような最善の道が示されるのでしょうか。

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