バランスからだ塾は、就学前の幼児からご年配の方、運動が苦手な方からプロ選手まで、様々な方が来られています。
小関アスリートバランス研究所の小関勲先生と共同研究させて頂いているバランストレーニングやヒモトレをメインにオリジナルの運動を通して、「より動きやすい・疲れにくい・ケガをしにくい・運動効果が高い」からだを養うことを主眼としています。
部活動や団体様には訪問指導もしています。
「ヒモトレ」とは小関アスリートバランス研究所・代表の小関勲先生が創案された体の能力をより活かしていく活動です。
今ではアスリートのみならず、医療・福祉・介護・教育・療育・音楽芸能、ビジネス、家事育児など様々な分野で活用され、多くの奇跡的な成果も報告されています。
「身体の偏りを外し(薄め)バランスを整える」(小関先生のブログより)
この一点だけを注視し作られたのがヒモトレです。
バランスは意識してとるものではなく、無自覚に体が自ずととってくれているものだと考えます。
バランスがとれている状態での運動を当たり前の感覚として身に付けていってほしいので、バランスからだ塾ではレッスン中ほぼずっとヒモを付けた状態で運動をします。
より詳しくヒモトレを知りたい方は小関先生の著書『〔小関式〕心とカラダのバランスメソッド』(Gakken)、『ヒモトレ』(日貿出版社)をご覧ください。
2005年に妻と二人で小さな整体院「YASUTA」をはじめました。
日々の患者さんと向きあう中で、痛みやケガを繰り返す人には動きそのものに何らかの大きな要因があるのではないかと思い始め、武術研究家の甲野善紀先生、中国武術・韓氏意拳の光岡英稔先生、小関アスリートバランス研究所の小関勲先生らにご指導頂きながら研究を始めました。そこには一般的なスポーツ科学や体育理論とはまったく違った世界があり、まさに目から鱗がおちる思いでした。そうして運動をゼロから見直した結果、共通して言える大切なことは特殊技能の習得ではなく、自然能力の発揮ということでした。
ちょうどその頃、東日本大震災が発生しました。福島県出身の私にとっては他人事ではなく、家族・親戚・友人知人と彼らの家族が無事なのかどうかが気がかりで、居ても立ってもいられない日々を過ごしました。当時は二人の娘もまだ幼く、もし福島で生活をしていたらどうしていただろうか、これから何をしておくべきなのかを考え、一つの結論に達しました。
それは「何があっても、我が身や大切な人を守れる最低限の心身を養っておかねばならない」ということでした。
一昔前は家の周りにはまだまだ自然が身近にあったので子供達は自然と様々なシチュエーションに遭遇し、それらに対応する心身のはたらきを日常的に経験し養われていました。しかしながら現在は道路は舗装され、幼稚園でも送迎バスが当たり前になり、家電もどんどん発達し、体を使わなくても構わないような整い過ぎた環境の中で生活しているため、非常時に役に立つような心身を養う経験ができる機会は圧倒的に激減しております。本来なら自由に遊びながら培われていく事が望ましいのですが、そういう環境が無いのであれば作るしかないと思い、2014年バランスからだ塾を開講しました。
また、スポーツにおいても整えられすぎた環境での特定の競技に特化した人為的な動きの繰り返しは突発的なアクシデントに適応できにくい体になってしまい、ケガにつながりやすいのです。精神面においても本来楽しくて始めた競技や音楽などでさえも、その面白さも失せてただ辛いものになってしまい本人の持っているものが開花されないままになってしまうということは皆さんも心当たりがあるのではないでしょうか?
子供も大人も学校や一般社会で良しとされているものによって価値観が左右され、それによって自己イメージが作られ、身体感覚もどんどん変化していっています。バランスからだ塾ではそうした「作り上げられてしまっている自分」を少しずつ少しずつ洗い落として「自分の知らない自分」に出会える機会を作っていきたいと思っております。子供達が本来もっている力を存分に発揮しやすくなり、輝きを増していくような姿を共に見守っていきましょう。
バランスからだ塾 やすた まさゆき・佳子
1時間10,000円〜(応相談)