「創発学舎 遊カレッジ」開校!

当然ですが、皆さんは勉強はお好きでしたか?

私は大嫌いでした。

でも大人になってからは嫌いではありません。子どものころに勉強が嫌いだった理由としては、やはり‟やらせられている感”があると思います。また、大人になってから勉強が嫌いではなくなったのは自分が興味を持っていることしか勉強しない、あるいは勉強する必要性を感じてやる、からだと思います。きっと皆さんもそうではありませんか?

このことから言えるのは当然といえば当然なのですが、
「子どもは勉強が嫌いだが、大人になると嫌いではなくなる」ということではなく、
「子どもの頃は強制的に勉強をしなければいけないから嫌いだが、大人になると自主的に勉強ができるから嫌いではなくなる」ということです。

「勉強」も「学習」も元は中国語で、どちらの言葉もそのまま伝わるのだそうです。ただ、意味合いが日本語とは違っていて、「勉強」は強制労働の意味合いが強くstudyの意味合いはないそうです。studyの意味で使われるのは「学習」だそうです。そう考えると今の日本の学校でのstudyは「勉強学習」になりますかね。

ところで、2年ほど前コロナのワクチン接種が世界中で叫ばれていたころ、あるイタリア人の男性が街頭インタビューでこう答えていました。

「国がワクチンを打てというから俺は打たない。俺が打ちたいと思うなら打つ」

この主体性は歴史的な経験によって育まれた国民性もあるのでしょうが、僕はワクチンではなく、「そうだよ!」と膝を打ちました。
従うか従わないかは別として、だれでも強制させられることには抵抗感があるし、自分が興味があることには気が向きますよね。
今のような同学年、同レベル一斉授業方式がとられるようになったのは産業革命以降ではないかと言われています。

なぜ産業革命以降なのかというと、そこにあるのは‟効率化”です。
物も人もある一定の規格のものをなるべく少ない手順で、なるべく短時間で、なるべく多く生み出そうという発想があったのだと思います。
かつての徒弟制度のように、一緒に生活をしながら何年、何十年と時間をかけていいものを作れる技や人間を育てようという教育とはまったく真逆の発想だと思いませんか?
その「規格品短時間大量生産型システム」が出来上がってから約200年くらいずっと相も変わらずずっと公教育では採用し続けられてきたのです。
これだけ時代が進み、科学技術も発展し、世の中の価値観も多様になってきているのにもかかわらず、教育システムだけは変わっていないからそこに大きなズレが生じ、学校に行けない、あるいは行かない子どもたちが増加し続けているのだと思います。

世の中の教育システムをまるごと変えちゃいたいのはやまやまですが、もちろんそんな力はないので、少なくとも共感していただける人たちだけでもかまわないので、子どもも大人も一緒に自主的に学べる場を作っちゃえ!と思い、もっとみんなでおもろいことを、おもろい先生に色々と教えてもっらっちゃおうということで、

「創発学舎 遊カレッジ」を立ち上げることにしました!!

詳しくは記事の最後に別途案内書を添付していますので、そちらをご覧になってください。

基本的には月に一度の開催でまずは1年間やってみようと思います。本当はみんなでひとところに集まってやりたいのですが、時間的にも距離的にも参加したくても参加できない方も出てきてしまうとおもうので、基本的にはオンライン講座にします。でもやっぱり年に何回かはリアル開催もしたいと思っています。下は小学5年生くらいから上は上限なしで募集をします!皆さん一緒に刺激的で深い学びをしましょう!!

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