僕が総理大臣になったら とんでもマニフェスト その4〜産業編〜

韓国は急に大騒動になりましたね。
あまり詳しいことは分かりませんが、日本は大統領制ではないので全く同じことは起きません。しかし、例えば今の衆議院のように野党のほうが議席が多く、ねじれ国会になっているせいで議論が進まないからといって、自衛隊を国会議事堂内に入れて野党の動きを封じるようなことが起きたとしたら、日本ではどうなるでしょうか?

戦後の日本は自らの手で民主主義を勝ち取ったわけではないので、民主主義に対する意識はかなり低いです。為政者が権力を振りかざして民主主義に反する行動をとった場合でも反応は薄いです。よく言えば冷静なのかもしれませんが、今回の韓国国民の挙動とは全く違ったものになるでしょう。韓国は1987年に国民の手で民主化した国(ちなみにフィリピンでマルコス大統領政権が倒れて民主化したのは前年の1986年)ですから、その辺の意識は全くもって違いますね。出来るだけ血が流れずに騒動がおさまり、なにより韓国国民の皆さんの不利益にならないことを願うばかりです。

さて、今回も「僕が総理大臣になったら。とんでもマニフェスト!」シリーズの3回目。

今回は産業編です。

こんなことばかり書いていると「安田は政治家になりたいのか?」とか、「専門家でもないのに何を言っている?」と言われそうなので、今回をこのシリーズの最終回にします。あくまでも″とんでも″な視点でお読みいただけますと幸いです。

まずは何より産業というものは国家を支える大黒柱ですので(世界中の「国家」がなくなり一つの共同体になることが夢ですが)国内の産業をどのように舵を切っていくのかで、国の、強いては国民の行く末が決まるといっても過言ではないでしょう。

まずはなにより国民と国土を守ることが国家の役割ですので、いざというときに麻痺しない国内体制を作っておかねばなりません。それにはなんといっても水、食糧、エネルギーの確保です。これらを民間に任せず国営産業にし、国内自給率を上げていかねばなりません!

ということで、今回のとんでもマニフェストは、

①自然災害や有事の際には、水と食糧とエネルギーだけは絶対に確保しておく必要があるので、水とエネルギーと農林水産業は最優先の国家事業とし、これに携わる人はもれなく国家公務員にします!

つまり、水・エネルギー(電力・石油など)・農林水産による生産物を国が一括買い上げ→地方が魅力的な職場に!→人口の一極集中の改善→休耕田や空き家問題の解決へ!これで地方再生!→水・エネルギー・第一次産業の人材確保→生産力アップ→エネルギー資源・食料自給率が大幅に向上→国力増強→アメリカの核の傘に入らなくてもいい?→本当の独立国家に!

さらに、農業での農薬・化学肥料・除草剤の使用を一切禁止!→国レベルでガチのオーガニック(土壌・環境・思想・国が変わる)→健康被害減少→医療費の削減→「必要な医療を必要なところへ」の実現へとつながります!

つまり、産業別小さな政府と大きな政府のハイブリッド民主主義の実現化です!(水・エネルギー・第一次産業と医療・福祉・教育は国が管理し、第三次産業は一般企業・市場経済に委ね、第二次産業は中身によって変える)

これで、命や生活に関わるところは国が責任を持って運営し、サービス業やIT関連など変化のスピードが早い業界や、現場の臨機応変さが求められる公では対応しきれない分野は一般企業にお任せするという、役割分担がはっきりします。

そうすることで、地方の活性化→地方の発言力向上→都道府県知事の重要度UP

そこで、元々は貴族院だった参議院を廃止し、47都道府県知事による「知事院」の設立→大幅な国会議員の削減が実現!(参議院議員248名を47名にすれば201名減らせる)→もろもろの経費を考えれば数百億の経費削減に!

なんてことを考えながら、日々の暮らしをヒーヒー言いながら、とりあえず楽しくやっていこうとしている僕でした。

これにて「僕が総理大臣になったら。とんでもマニフェスト」という妄想は終わり!

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