日本では、衆議院選挙で自民・公明の与党が過半数割れ。総理大臣指名選挙の当日にタイミングが良すぎる国民民主党の玉木代表の不倫報道。無効票が84票あったおかげで?石破さんが改めて総理大臣に。一方、アメリカではまさかの大差で前大統領のトランプさんが勝利し「またトラ」。返り咲きは132年ぶり2人目だそう。日米ともに動きが出てきてなかなか面白い?展開になってきましたねー。
ということで、今回も前回に引き続き「僕が総理大臣になったら!とんでもマニフェスト」のその2として、書いていこうと思います。
今回は教育について。
まず、そもそもなぜ公教育が必要なのでしょうか?
歴史的にみると、簡単に言えば「国を安定して運営していくために優秀な人材(国家公務員)が必要だったから!」ということになります。しかしながら、現実的にはもちろん優秀な公務員の方もたくさんいらっしゃるでしょうが、いい人材の多くは一般企業に流れていっているといっても過言ではないでしょう。ましてや教育現場ともなるとさらに少なくなってしまいます。では、なぜ教育現場にいい人材が回ってこないのか?
それは簡単です。仕事の重要性と過酷さに対して給料が割に合わないから!
とにかく、保育士、教諭1人当たりの子供の人数が多すぎる!
昨年、こども未来戦略会議でようやく4・5歳児が30対1から25対1になりましたが、これを読んでるあなた!1人で25人の4・5歳児を1日中見れますか?それも毎日。
僕は絶対無理😱
バランスからだ塾では、幼児のクラスは子ども5〜6人を2人の指導員が見ます。たった30分ですが、それでもてんやわんや😅
それなのに先生の給料は大学>高校>中学>小学>保育士の順。保育士は子どもの命の危険と隣り合わせで、精神的にも肉体的にもかなりハード。その上、子どもの情操教育にはとっても大事な時期なのに、そんな悠長なことを言ってられないような慌ただしさ。それなのにめっちゃ安月給。結婚して家族を養うなんてとても無理。保育士・教諭の所得の底上げをし、人材確保することこそが教育改革の第一歩じゃ!
ということで
①幼小中高の保育士・教諭の給与・賞与は今の高校の教諭と同程度の待遇にします!そして、先生一人当たりの子どもの人数を減らし、1クラスの人数も減らします!
次に不登校問題。小中高合わせると40万人以上いると言われている不登校児童生徒。なぜそんなに学校に行かない、行けない子が増えたのでしょうか?答えは簡単。つまらないからでしょ。これだけ簡単に情報を得る手段がたくさんある世の中で、興味のないことを、好きでもない大人から、じっと座ったまま話を聞かなければならないなんて、苦痛以外の何物でもないと言われても仕方ないですよね。とくに小学1年〜3年生はせっかく色んな事に興味津々な時期なのに、毎日毎日漢字ドリル・計算ドリル・音読の宿題が出るのは、勉強のためどころか、とっても大切な興味の芽をただただ潰すようなもの。もちろん、漢字も計算も音読もとても大事な要素だとは思います。でも、4年生からまとめてやっても全然間に合うんじゃないですかね。それよりなにより、小3までの期間は様々な身体的経験をするべきではないかと考えます。それは既存の「体育」的なことではなく、森の中で過ごすとか、川や海で遊ぶとか、雪や氷があるからこそできることをやるということが重要だと思います。
また、火や水、草木、石、土などの使い道や使い方などを必要に応じて学べる機会も必要!そのなかで自然と理科的なこと、数学的なこと、技術家庭科的なことや、共同で作業をすること、思い通りにならないこと、そんな時にどうのように自分の気持ちと折り合いをつけるかということなども経験できると思うのです。
ということで
②小学校の授業は3年生までは座学は基本的に無くし、自然体験を中心としたものにします!
次に、何より影響が大きい「評価」してに関して。
子どもも大人も「誰にどのように評価されるか」ということが挙動を決める重要なファクターになっていることは間違いないと思います。
もちろん、自己評価だけではなく、他人や社会からの評価を見ることで、改めて自分を見つめ直すことが出来るという利点はあると思います。
しかしながら、学校が出す「通知表」って何か意味がありますかね?
先生の負担も大きいですし、親がそれを見て子どもが学校でどう過ごしているかを理解出来るとは思えませんし、せめて子どもにとってその評価は本当に必要なのか?という議論をする価値は、少なくともあると思います。また、学校がつまらない理由の一つとして、分かる・出来る子には簡単すぎて、分からない・出来ない子には難しすぎるということもあると思います。なので、教科ごと、あるいは内容ごとの飛び級・降り級を導入し、その子にとって、ちょっと挑戦したくなるようなレベルのクラスに行けるといいと思います。
ということで
③学校の評価を全面的に根本的に見直します!また、教科・単元ごとの飛び級・降り級システムを導入します。
これらを実現するために必要な予算は、前回話した通り、あらゆる税金・年金・保険料などを廃止して消費税に1本化することで、人件費を含むかなりの経費が削減されるので、税率は30~35%くらい十分まかなえるかと思っています。
ちょっと真面目すぎましたかね?
“とんでも”ではなく、現実的な話になってしまいました😅
次回は医療について話したいと思います。