ヒモトレの本分?

今年も残すところ二週間。どことなく年の瀬な空気を感じ始めましたが、皆様はお変わりございませんか?

小関先生のヒモトレ研究が始まって7年目。今年は満を持して(?)様々なメディア等で取り上げられるようになりました。

まさに「ヒモトレ元年」と言ってもいい年でした。

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そういえば先日YASUTAを卒業して他で施術をしているK君からの報告がありまして、60歳を機にホノルルマラソンに挑戦したいとご夫婦でランニングを始めた方が膝が痛くなって歩くのも辛いと来院され、ヒモトレの話をしたら「ヒモをもすがる思いでやってみる」と。つけた瞬間から「膝が伸びた!」「なんだかよさそうな気がする」と変化を感じられたご様子。そして、つい先日なんとホノルルマラソンを7時間で完走!! しかも痛みなく走れたようなんです!

ここで皆さんにお伝えしたいことは決して「ヒモトレが凄い!」ってことだけを言いたいわけではありません‼

歩くのもしんどいほど痛む膝がヒモを付けただけでその瞬間に治る(損傷している細胞が元通りになる)はずはありません。

ただ、「脳を含めるカラダが、それほど痛みを感じる状態だった」ということ。

そこには様々な理由が考えられます。もちろんヒモをしてもなんら変化が見られないことも多々あるでしょう。

ただ、ヒモトレはその状態からちょっとだけずらしてくれるのではないかと私は思います。

「なんだか良さそうな気がする」と感じた時にはもう何かが起き始まっていたのです。

ヒモトレの仕事はそれで9割終わっているのではないでしょうか。

 

今まで何度か紹介したことがある私の所の患者さん(60代後半の男性)はこう言ってくれました。

「こんなヒモ1本つけたからって怪我や病気が治るはずはない。じゃが、わしの体が楽になっとるのは確か。ヒモをつけたからといって損することはなかろう。金も手間もかからん。やりたくないやつにやらせようとは思わんが、やってみん理由はなかろう。そう言うてわしは人に勧めとるんよ」

このくらいのスタンスがいいと思います。まさにヒモトレな感じですウィンク

 

バランスからだ塾に関してもそう思うのですが、ヒモトレも本来なら「無くていいもの」だと思っています。小関先生がよく仰るようにヒモは“自立支援道具”なのです。バランスからだ塾も巣立っていく子供達を見送るのが本来の役割なのです。

どんなにいいものでも、いい方法でも「それが無きゃダメ」になってしまったら、それは本当にいいもなのでしょうか?親離れが出来ない子供、子離れの出来ない親になってしまっては本末転倒です。

ヒモトレとの距離感も文字通り「付かず離れず」で試して頂けたらなあと思います。

 

 

 

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